新卒や転職時の職場選びの重要ポイント

職場選びの際には、色々な基準で選ぶ筈である。就職さえできればどこでも良い、相手が選んでくれたから入社したというのでは、入社後にこんな筈ではなかったということになり兼ねない。職場選びで失敗するケースとして多いのは、会社の知名度で選んだ場合である。そのような会社は、有名大学を卒業した学生も集まりやすく競争率も高い。運良く入社できても競争も激しく、他人のペースで自らの長所を活かせずに潰れてしまうこともある。

失敗するケースには年収要件もある。平均年収が高い仕事を選んでも、その平均年収が必ずしも自分に該当しないという問題である。一般職と総合職のどちらで採用されるかで、年収に差が出てきてしまうのである。一般職は総合職に比べて年収は低く、現業職も加わると更に低くなる。この差が平均年収を下回り、この基準がずっと適用されて年収の差が縮まらない。これはモチベーションにも影響してくるのである。

職場選びで失敗しない要因は、仕事自体が好きであることや、やりがいを持てるかどうかである。これらはモチベーションの維持にとても大事である。好きでもない仕事は続けることができない。やりがいがなければ自分の知識やスキルを高める気持ちも起きない。職場を選ぶ際はそれぞれ基準を持っているわけだが、是非この好きであることとやりがいは、重要なポイントとして基準に加えておくべきである。会社に入ってからは、人間関係も含めて色々な問題に否が応でも遭遇する。それらを乗り切る気持ちは、この2つのポイントが大きく影響することを肝に銘じておく必要がある。